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マイクロ法人のポートフォリオはどうあるべきか?

イクメン経理マンです。

サラリーマンの先(次)は常に考えていかないといけませんが、手段の一つとして「マイクロ法人」の情報は最近いろんなところで見かけます。

過去記事で少し触れたことがありますが、そんなに詳細に書いているわけでもないのにアクセス数がかなり多く、皆さんの興味があることがわかります。

【節税】FIREとマイクロ法人の設立 | イクメン経理マンの投資日記 (ikumenkeiri.com)

今回はサイドFIREをした場合に、「その後の社会保険料を最小化する」という手段でマイクロ法人を設立した場合について妄想してみます。なお、収入の源泉はこのブログでお馴染みの配当金とします。

想定ポートフォリオ

マイクロ法人の所得は法人税を極小化するために、限りなくゼロに近い形で着地させる必要があります。

最初に決まってくるのが役員(イクメン経理マン)報酬ですが、80,000円程度とします。これは①基本的に源泉徴収しなくていよいことと、②厚生年金の等級が最安等級となるからです。ここがすべてのスタートですね。

費用がほぼ役員報酬とすると、要は配当でこれくらい稼げればよいわけです。

ここでポートフォリオとして浮かんでくるのが毎月配当かつ高配当であるPFF(優先株ETF)、やQYLDあたりの海外ETFです。

が、海外株をマイクロ法人の口座で持つことは面倒な予感がします・・

ドル建ての配当金について10%の外国税額が差し引かれ、円換算して日本の源泉所得税を算出したり、配当金入金時のと現地支払開始日のレート差による為替差損益を加味したり、外国税額控除や所得税額控除を考慮したり・・・等、なんのこっちゃいという方も多そうですが、面倒です( ^ω^)

このような苦行が好きな変態さんは海外株・ETFを持って良いのでは。

REITのケース

一方円建てで高配当と言えばREITかな、ということでREITでの布陣を考えてみました。REITは分配金支払月がけっこうわかれているので月ごとに組み立てやすいというメリットはありますね。

以下の表はイクメン経理マンの保有しているREITの分配金月ですが、2月/8月以外はすでにカバーしています。

1/7月2/8月3/9月4/10月5/11月6/12月
投資法人みらいマリモリートスターアジアザイマックスケネディクス商業
トーセイリート法人サムティレジデンシャルタカラレーベン不動産グローバルワン
森ヒルズ

2月/8月は適当にJTでも突っ込んでおきましょうw 法人でも株主優待もらえるので優待株でもいいかもしれませんね。(JTは無くなりますが)

そして円建てなら処理はまだ楽になります。が、REIT利回りをざっくり4%とすると総額は2,400万円くらい必要になるのでちょっと高いです・・

役員報酬減らすか、もっと高配当利回りの銘柄を入れるか・・てな感じでしょうか。いずれにせよサイドFIRE後の「社会保険料を最小化する」という設立目的を実現するためにはよりシンプルな会社としておくことは間違いないですね。

個人事業主で何をするか

マイクロ法人はミニマムに設計するので、個人事業主で何をやるかが結局は重要になります。

ここはいろいろ考えていますが、最近は他人資本をつかった不動産投資に魅了を感じてきています。かつては「絶対ありえない」的な考えだったのですが、人の移り変わりはわからないものですw

過去には投資マンション勧誘の記事を書いていましたが、ある程度キャッシュを確保した状況であれば、リスクも減らせるという考えに変わってきています。

【営業】投資マンションの勧誘を受けている人をみました | イクメン経理マンの投資日記 (ikumenkeiri.com)

投資マンションの記事もアクセス数が以上に多いので、やはり皆さん関心あるのですね。

不動産投資も拡大した場合には法人設立検討の余地があると思います。マイクロ法人との関係も考えていくと、いろいろなことを考える必要があって様々なシミュレーションを行う必要がありそうです。

いろいろな状況を加味しないといけないので難解です
検討の際は税理士さんにご相談ください

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