イクメン経理マンです。
ポートフォリオの一定割合までは値上り期待枠としてグロース株に投資をしようと考えています。
ついに冬のボーナスまで1か月となりましたので、投資先を見繕って準備しておきたいと思います。
これまでは配当利回りでソートをかけていたのですが、この縛りを外すことによって新しい景色が見えてきました。魅力的な企業もありますし、なんといっても利益率が半端なく高い企業が多いです!
「日本企業ではこんな利益出せる構造になってねーよ!」というのが経理マンから率直な感想です。そのうち今日は1社ご紹介します。
名前の通り、ボーイング社やエアバス社から航空機を購入し、それを航空会社にリース(リース、再リース、リース管理及び販売サービスも含む)する会社です。わかりやすい社名ですw
顧客は世界中の航空会社でアジア、環太平洋地域、ラテンアメリカ、中東、東欧などワールドワイドに展開しています。
売上と利益の推移はほぼ右肩上がりのグラフとなっています。営業利益率がめちゃくちゃ良いですね。
基本的にリースする航空機が増えるほど、売上は増加(資産・負債も)する構造となっています。従って業績は読みやすいかもしれませんね。
航空機保有リスト(少し古いです)
売上と利益が順調に伸びているのでEPSも順調です。配当に関しては一株当たり0.43ドル程度でありこれは期待してはいけません(利回り1%ないです)。
ここまでみると非常に財務上は良さそうな会社ですがPERは9.76倍程度となっており、投資家にはあまり人気がないようです。
競合ではエアキャップ・ホールディングス(AER)という会社があります。こちらの方が規模は大きいのですが、利益率はエア・リースの方が断然良いですね。売上も伸びていません。
この利益率の差ですが、創業者でCEOのウドヴァーヘイジー氏の手腕によるところが大きいようです。この方は業界の有名人のようです。
御年73歳のようですので、このカリスマ経営者が退任された後も同じように業績を伸ばしていけるかどうかについてはリスクがあるかもしれません。この点要注意です。
財務上は十分に魅力的な会社ですので、業界の事をもう少し勉強して投資するかどうか判断していきたいと思います。他にも良さそうな企業がたくさんありそうなので米国版四季報買おうかなと。
投資は自己責任でお願いします。
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