イクメン経理マンです。
トランプ大統領の電子たばこ禁止(香りや味付き)方針が、たばこ株ホルダーを直撃しています。
私もMO(アルトリア)、PM(フィリップモリス)、BTI(ブリティシュアメリカン)、JT(日本たばこ)というたばこ銘柄を保有していますので、今後たばこ業界がどのように動いていくかは死活問題です。
一方、高配当ということで深く考えずに投資してきたところもあります。今回の件を機会に自らの理解のためにたばこ業界を再確認して、投資を続けていくべきか判断したいと思います。
加熱式ではIQOS(フィリップモリス)、glo(ブリティッシュアメリカン)、Ploomシリーズ(JT)あたりがあるのは喫煙しない方でもご存じではないでしょうか。現在は第2世代と呼ばれています。
「パフ・・だと・・」よくわかりませんが回数とのことです。プルームテックが低温加熱となっていますが、これにより臭いが限りなく少なくなるとのことです。
一方でたばこを吸っている感が弱いため、「プルーム・エス」という高温加熱式のたばこも発売しています。
今回アメリカで禁止方針が出されたのはこちらの加熱式たばこではありません。最初私も間違えていましたが電子たばこ(VAPE)というのは別物になります。
恥ずかしながらVAPEという単語は初めて聞きました。これはニコチンやタールを含んでおらず、かつて禁煙グッズとして流行した「禁煙パイポ」の延長線上にある製品といえばわかりやすいでしょうか。(アメリカのは別 ニコチン含むものあり)
アメリカで流行しているJUULはいわゆるVAPEに属します。そしてアルトリアグループが約1兆4,250億円でJUUL株式の35%を取得した件は記憶に新しいところです。
アメリカでは75%のシェアを誇り、カナダ、イギリス、スイス、フランス、ロシア等へも普及を拡大しているそうです。
JUULホームページより
確かにデザインも洗練されており、若者に人気がでそうですよね。イクメン経理マンも昔たばこを吸っていましたが、1回吸ってみたいと思わせるだけの魅力がありますw いろいろな味があるようですし。
今回禁止されているのは「香りや味のついた」電子たばこであり、加熱式ではないというところがポイントかと思います。
アメリカ大統領選挙に向けてのアピール面(健康増進、たばこ税収確保等)もあると思いますので今後どうなっていくかはわかりません。
MOとPMの合併話はこの禁止を見越して、JUULをグローバルに展開させていく布石なのかもしれません。
一方で、このVAPE(JUUL)は既存の紙巻き・加熱式たばこ市場を破壊するイノベーションであるとも言えます。VAPE(JUUL)が既存のたばこを代替する可能性がある以上、無視することはできません。
この点においてMOのJUUL投資は(政府の規制を考えなければ)間違っていなかったのではないかなと個人的には思います。
イクメン経理マンはたばこ株に合計113万円投資しています。総じて株価は悲惨なことになっていますが、それはすなわち高配当ということになります。
はっきり言ってVAPE(JUUL)が最終的にどうなるかについては読めませんが、総資産に占める一定の割合であればMO、PMは現時点の財務状況は悪くありませんので少しだけ突っ込もうかなと考えています。
どうなるかわかりませんが、温かい目で見守ってやってくださいw
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